こんなところにもソリトン
わたしたちの製品やサービスは世の中に幅広く広がり、今や思いも寄らないところで人々の幸せや社会の繁栄に貢献しています。
そんなソリトンの「こんなところに!」をご紹介します
わたしたちが培ってきたネットワーク・画像処理・通信技術の融合で実現したソリトンならではの自動運転技術をご紹介します
課題
前例のないインフラの実現、限られたリソースによる安全な運行
国内初となる無人運行システムを、限られた運用コストと人的リソースで実現することが求められていた。
導入製品
複数地区、複数台の自動運転車(運転者無人)を、遠隔オペレータがコントロールセンターで常時または必要時に効率よく監視し、 各車両に発車の指示を行うとともに、自動運転車の異常時には、遠隔システムを用いて、直ちに対応処置をとることができます。 遠隔型自動運転では、その際、コントロールセンターから遠隔での運転操作が可能になります。
効果
ソリトンの遠隔システムはダイナミック・マルチリンクを装備
少人数で安全かつ効率的な自動運転の運用を実現
遠隔オペレーター1人で標準最大4台の自動運転車を監視。さらに複数車両の運行管理制御を行う管制システムとのシステム連動を行うことで効率的な監視と、異常発生時に必要な措置の迅速化を図っています。
また、車両〜遠隔センター間の通信システム(映像、音声、データの各通信)は、 一般のモバイルLTE/4G 3回線を利用した多重接続及びクラウド方式の構成により、 高品質、高安定の通信を確保し、加えて映像通信の短遅延化を実現しました。通信リソースの削減と低コスト化を狙い、自動運転車が正常な時には、 当該通信の帯域を自動的に大きく低減させています(ダイナミック・マルチリンク)。
お問い合わせ先:遠隔運転タスクフォース
「町の病院」を襲った災害級の重大インシデント。包括的なセキュリティ対策強化の要としてつるぎ町立半田病院が導入を決断したシステムとは
課題
脆弱なパスワード使用によるランサムウェア感染リスク
医療現場の利便性を損なわずセキュリティを強化知る必要があった。また近隣病院の非常勤医師への認証情報の管理負荷が高かった。
導入製品
手袋やマスクを外す必要のないICカードでの認証を採用し、利便性とセキュリティの両立を実現。非常勤医師用のカードを事前に設定するだけでスムーズに使用でき、管理者の負荷軽減。
効果
ランサムウェア被害対策として端末の二要素認証を導入
医療現場の利便性を損なわないセキュリティ強化を実現
人口約8,200人が暮らす徳島県つるぎ町にある唯一の公立病院である半田病院は、地域医療を担っています。2021年10月末、VPN機器の情報漏洩に起因するランサムウェア(身代金要求型ウイルス)の攻撃被害を受け、一夜にして機能停止に陥りました。個人情報が暗号化され、約85,000人分の電子カルテが閲覧不可という混乱状況の中、同院はこれを災害級の重大インシデントと位置づけ、カルテをすべて手書きするなどの臨時対応で病院機能を維持しつつ復旧に向けて尽力し、発生から2ヶ月後の2022年1月、通常診療を再開しました。
同院は、FeliCaに対応可能な二要素認証製品をセキュリティ強化対策のベンダーに相談。そして提案されたのがソリトンシステムズのSmartOn IDでした。SmartOn IDは顔認証などの生体認証とFeliCaなどのICカードを使った認証の両方に対応しており、PC使用時の本人認証を強化し、不正利用や情報漏洩を防ぐ二要素認証ソリューションです。
お問い合わせ先:ITセキュリティ事業部
運輸のあらゆる現場で、すべての人が、当たり前に、安全に運用できる仕組みをどのように実現したのか。その方法をご紹介します。
課題
利用者のセキュリティ意識に依存しない 安全な仕組みづくりを実現
利用者の不慮の情報漏えいを防ぐためセキュリティの確実性が必要。
専用端末ではなく協力会社が持っている端末も利用できるようにしたい。
導入製品
漏えいのリスクが高い ID とパスワードに依存しない、多要素による認証が可能なこと。フレキシブルに端末選定ができると共に、私用端末など不適切なデバイスからのアクセスがきちんと遮断できること。これらの要件を満たした上で、利用者の使いやすさにも配慮した認証の仕組み。
効果
あらゆる現場で、すべての人が、当たり前に使える
安全と使いやすさを配慮しDXを促進
日本の大動脈を支える東海道新幹線、さらに2027年の先行開業を目指し建設が進むリニア中央新幹線を管轄する東海旅客鉄道株式会社(以下、JR東海)。同社は在来線を含む土木・建築工事の設計および施工管理業務の効率化と生産性向上を目指し、クラウドサービスを活用する「JR東海施工支援システム」を導入、2022年4月より本格利用を開始した。
今回、オンプレミス環境での開発ではなく、JR東海として初となるSaaS型の工事情報共有サービスを採用している。
2021年4月から、土木、建築系統の主だった約 20か所の現場で試行を開始し、OneGate により協力会社を含むすべての利用端末にデジタル証明書が配布された。
お問い合わせ先:ITセキュリティ事業部
災害の現状把握に伴う問題を解決するのは映像システム。最先端のシステムが現場の把握・指揮をどのようにサポートしているのかをご紹介します。
課題
近年、日本列島は甚大な自然災害に見舞われ、災害発生の頻度も多発する傾向
広域災害があると、発生現場の特定に時間がかかり、周辺の状況も消防隊員などが現場に到着する までは把握できない。また、隊員から送られてくる現場情報も無線を使った音声が主で、全体像の把握には多くの時間を要する。
導入製品
クラウドサービスを利用することで、専用回線を敷設することなく、低負荷の配信を実現。
従量制のサービスを利用することで、必要な時だけ費用が発生する仕組みに。
通常時は各政令指定都市内でのみ映像を配信し、緊急時は地方同士でも共有できる機能を利用。
効果
広域災害発生時、自治体防災担当・消防が求める
災害映像を中継・共有し、迅速救助、減災につなげる
災害現場にいる隊員が、モバイル回線を束ねて安定的に映像が送ることができる「Smart-telecaster Zaoシリーズ」を装備。カメラを搭載したドローンと組み合わせて使用し、撮影した映像を映像配信クラウドサービス「Zao Cloud View」に送信する。
「ZaoCloud View」を通じて、本部・本庁などの関係各所に映像を配信すると共に、相互会話も実現しています。
公衆モバイル回線を用いて高画質映像をライブ中継できる送信機「Smart-telecaster Zaoシリーズ」を核としたシステムで、災害発生下の電話が不安定な環境においても、安定した映像をリアルタイムに共有することができます。
お問い合わせ先:映像コミュニケーション事業部
安全な無線LAN環境と効率的な運用、高い利便性。システムが実現した働き方改革とは。
課題
働き方改革実現に向け無線LANの全社展開を決断
しかし不正端末の接続が心配。デバイス増加に伴い、IPアドレスの払い出しなど管理工数が増大。また外出先でのリモートデスクトップの利便性に課題。
導入製品
「NetAttest EPS + EPS-ap」の証明書証により安全な全社無線LAN環境を実現。
DHCP専用アプライアンス「NetAttest D3」でネットワークの安定と運用の効率化。
スマートデバイスを使ったテレワークに「Soliton SecureBrowser」を活用、利便性と安全性を両立。
効果
働き方改革プロジェクトとして全社に無線LAN環境を整備
シンクライアントPCとスマートフォンにより、いつでもどこでも安全な業務推進を目指す
全社での無線LAN環境整備においては、電子証明書による認証を選択。以前から活用してきた「NetAttest EPS」を最新モデルにリプレイスするとともに、冗長構成に強化して導入しました。
またセキュリティを第一に考える同社の方針から、リモートアクセスに求められるのは社外で利用するデバイスと社内環境間でのデータのやりとり(持ち出し)の禁止と、許可していない端末の利用を制御できること。
働き方改革の流れの中で2018年から私有のデバイス環境での利用を開始し、今回、社給スマートフォンを全社員に配布したことで全社活用が加速。
新たなワークスタイル環境でコロナ禍も乗り切る製品間のシームレスな連携により管理工数も大きく削減しました。
お問い合わせ先:ITセキュリティ事業部
自治体の情報セキュリティの有効な手法である3層分離にともなう不便さを解消し、安全性と利便性の双方を実現
課題
ネットワーク分離環境のファイル受け渡しにおける操作性や利便性
ファイル受け渡しにおける操作性や利便性を改善し、業務効率を高めたい。またファイル本来の機能を損なわない無害化の仕組みが必要。
またユーザー及びファイル受け渡しの管理を効率化したい。
導入製品
シンプルな操作性でユーザーへの展開もスムーズ、業務効率も向上。
統合Windows認証で利便性が向上。
ファイル無害化とマルチスキャンでセキュリティを強化。
安定した運用性能、手厚いサポートにも満足。
DX推進に向け、さらなる業務効率化を目指す。
効果
よりシンプル・安全なファイル受け渡しで業務効率が向上
日常業務を効率化、DX推進へ
室蘭市では、2016年の自治体情報セキュリティ強化(3層分離)を機に、LGWAN接続系とインターネット接続系間での安全なファイル受け渡しを行うための製品としてソリトンシステムズのFileZenを導入。以降、長く活用してきたが、ハードウェアの更改時期を迎えシステムの入れ替えを検討することとなった。
自治体の3層分離は情報セキュリティの有効な手法である一方、異なるネットワーク間でのファイルのやり取りに不便が付きまとう。FileZen Sは、従来製品のFileZenのセキュリティ機能はそのまま継承し、「自分から自分」へのファイル受け渡しをシンプルに実行できるよう改良されている。
お問い合わせ先:ITセキュリティ事業部
高画質な映像でショールームをオンライン案内しコロナ禍における顧客ニーズに対応
課題
コロナ禍におけるオンライン見学会
2020年から始まったコロナ禍がきっかけ。同社では、東京都文京区にビル建築の商材などを展示するBtoB向けのショールームを展開するが、県またぎの 移動が困難になった。
導入製品
低画質のツールでは余計に映像品質が落ちると懸念。
臨場感の伝わる高い精度の画質で商品の細かな点までご覧いただくことが必須だと思い、業務用のビデオカメラを購入、さらにZao-Sを用いたソリトンシステムズの映像配信システムを導入。
効果
高画質のライブ映像が好評
オンライン見学会で商材の価値を広め、高める効果に期待
YKK AP株式会社では、東京都・文京区にあるショールームのオンライン見学に「Smart-telecaster Zao-S+Zao Cloud View」を導入。建設会社や設計事務所を対象に、高画質な映像でショールームをオンライン案内することでコロナ禍における顧客のニーズに応じている。同時に沖縄など遠隔地の顧客への提案も実現した。
一方で“遠隔地の顧客に映像が届くのか”という不安も感じていた。
そこで事前に遠隔地の営業担当とリハーサルを行い、不具合が起こらないことを確認した上で本番に挑んでいる。そうした取り組みの甲斐もあって、顧客からの評判は上々。
お問い合わせ先:映像コミュニケーション事業部