2024年05月27日

京急バス,東急バス,東急による自動運転共同実証事業に、ソリトンの遠隔システムを採用

 株式会社ソリトンシステムズ(代表取締役社長:鎌田理、以下ソリトン)は、自動運転に必須となる遠隔監視機能(※)をはじめ、自動運転の運用効率化を図るための遠隔による支援システムについて実用化を進めています。
 2024年5月28日から神奈川県横浜市、川崎市の2地区で同時に開始される京浜急行バス株式会社、東急バス株式会社および東急株式会社3社による自動運転共同実証実験に、ソリトンが開発した遠隔システムが採用されました。

 このシステムでは遠隔コントロールセンターは京急グループ本社ビル内に設置され、一人の遠隔監視者が異なる地区で、異なる事業者により運行される複数の自動運転車(小型バス)を管理する、つまり、複数地区、複数事業者の自動運転を一カ所で集中監視するチャレンジとなります。

 ソリトンは、今後、全国的に導入拡大が予想される自動運転サービスに対し、その導入を一層加速するため、自動運転に連携した遠隔機能の多様化を図り、安全面、効率面の両面で自動運転事業を支援する遠隔システムを提供していく考えです。

  •  現⾏の道路交通法では、「特定⾃動運⾏」(ドライバー無⼈の、いわゆるレベル4⾃動運転)実施の場合、「遠隔監視装置」の設置が義務付けられ、「特定⾃動⾛⾏主任者」(遠隔オペレータ)による監視が必要になります。
     昨年、日本で初めて運行を開始した福井県永平寺町地区におけるドライバー無人自動運転事業では、その遠隔監視にソリトンのシステムが適用されています。

[参考]ソリトンの自動運転 遠隔システムの全体像

【 遠隔運転操縦システムに関するお問い合わせ先 】
遠隔運転タスクフォース Tel: 03-5360-3881 remote-proj@list.soliton.co.jp
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