2020年06月30日

有害サイトへのアクセスを防止する「Soliton DNS Guard」 GIGAスクール構想に合わせて新版へ

 全国の小中高の児童・生徒全員にPC端末を配布するGIGAスクール構想の実現が進みつつあります。これによって教育現場でのデジタルトランスフォーメーション(DX)が一挙に進み、インターネットを活用した教育コンテンツの利用がますます加速するとともに、教育手法も想定以上の変革を遂げると予想されます。

 インターネットの活用において欠かせない、有害サイトから子供たちを守る「備え」として、株式会社ソリトンシステムズ(代表取締役社長:鎌田 信夫)は、DNSレイヤーで有害サイトへのアクセス防止を実現するクラウドサービス「Soliton DNS Guard」の新版をリリースします。

(1)教育現場で動画などの大容量ファイルの活用が増えています。通信を中継する仕組みである従来のURLフィルタ型(Webプロキシ型)の有害サイトアクセス防止対策では、大容量の通信に耐え切れず、パフォーマンスに影響が出るケースがありました。

(2)GIGAスクール端末である、Windows、Chromebook、iPadに対応している必要があります。また、有害サイトへのアクセス防止を実現するエージェントソフトは、Microsoft Intune (Microsoft Endpoint Manager)やGoogle Chrome 管理コンソール(Google Chrome Enterprise) などで展開・設定が出来ることが、運用上望ましいと言えます。

(3)新型コロナウイルス感染症対策として、今後も一定の比率で自宅学習が行われると予想されます。子供たちは端末を自宅で使うことになり、学校内だけではなく自宅でも安全なインターネット利用ができるよう準備する必要があります。学校のインターネットの入口に設置されるURLフィルタ型製品では、校内では保護されても自宅に端末を持ち帰ったときに保護されなくなるため、追加の対策が必要となります。

 通信確立前のDNSレイヤーにて有害サイトを判断する方式である「Soliton DNS Guard」は、URLフィルタ型のように通信を中継しないため、パフォーマンスに一切影響を与えません。今回の新版では、Windows、Chromebook、iPad向けのエージェントをリリースするほか、Microsoft IntuneやGoogle Chrome 管理コンソールなどのデバイス管理ツールでの展開・設定に対応しました。エージェントを利用するクラウドサービスのため、校内でも自宅でも、ロケーションに関係なく安全なインターネットアクセスを提供します。

 今回、リリースする新版は、想定されるこれからの教育現場に合わせて機能充実を図ったものです。 また、安価で分かりやすいライセンス体系を目指し、学校年度に合わせ、1年・3年・5年単位で契約可能としたモデル「Soliton DNS Guard for Education」を用意いたしました。

図 1 Soliton DNS Guardの概要

Soliton DNS Guard for Education

【参考価格】 1デバイス400円/年(5年契約の場合、100デバイスから)

【製品ページ】 https://www.soliton.co.jp/sdg-edu/

【Soliton DNS Guard for Educationに関する問合せ先 】 ITセキュリティ事業部 Tel: 03-5360-3811 netsales@soliton.co.jp

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