2019年11月11日

国立大学法人等への脅威情報による監視・検知を行う国立情報学研究所SOCにセキュリティシステムを提供

 株式会社ソリトンシステムズ(代表取締役社長:鎌田信夫)は、国立大学法人等を対象としたSOCにおける脅威情報にもとづく監視・検知システムを複数のデータセンター内へ提供しました。

 これは、大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立情報学研究所(所長:喜連川優、以下NII)の学術情報ネットワーク(以下 SINET)に向けたNII-SOCSに提供するものです。

※「SOC」とは、セキュリティオペレーションセンター(Security Operation Center)の略。情報システムへの脅威の監視や分析などを行う、役割や専門組織を意味します。

■ 脅威情報による監視・検知システムの詳細

今回、提供したシステムの特徴は以下2つです。

  • SINETに接続する国立大学法人等のトラフィックに、脅威情報に該当する通信が含まれているかどうかを検知します。その脅威情報の中には、米国国土安全保障省傘下の国家サイバーセキュリティ総合通信センターが配布する脅威情報AIS(Automated Indicator Sharing)が含まれています。
  • 外部との不審な通信の検知を能動的に行うシステムであり、主な構成品は、米国ルッキンググラス社の次世代監視・検知システム「ScoutShield2.0」及び、脅威情報です。
  • ■ 提供製品「ScoutShield2.0」

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