2017年09月29日
日本中央競馬会、ネットワーク分離後のファイル転送製品として ソリトンシステムズのFileZenを採用
株式会社ソリトンシステムズ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鎌田 信夫、以下 ソリトンシステムズ)は自社開発・販売しているFileZenを日本中央競馬会(本社:東京都港区六本木、理事長:後藤 正幸、以下、JRA)に対し、業務系ネットワークとインターネット系ネットワークとを分離した環境におけるファイル転送の目的で提供しました。
JRAでは、お客様の満足度を高めるべく、システムの最適化と情報セキュリティの向上を推進しています。これにともない、業務系ネットワークとインターネット系ネットワークとを分離することを、2016年に決定。ネットワーク分離を行うことにより、業務系ネットワークで扱う機密情報がインターネット系ネットワークを介して、外部に流出することを防止できるようになります。分離環境下で課題となるのが、二つのネットワーク間における、ファイルの受け渡しをいかに行うかということです。ファイルの受け渡しが行えない場合、業務に必要なデータを共有することができず、著しく利便性を下げることになります。職員2,000名に影響するこの課題を解決すべく、安全なファイルの受け渡しを行う製品の導入を検討し始めました。
同会では、扱う情報がお客様の個人情報などであることからオンプレミスで運用できること、内製のWindowsサーバーに比べ、導入や運用の負担が軽減される専用アプライアンスであること、職員が使いやすいユーザーインターフェイスであること、自治体への導入実績があることの4つを条件として、製品を選定。すべての条件を満たすFileZenを採用しました。
FileZenの導入により、会内における職員のファイルのやりとりの可視化、ファイルの受け渡し履歴の把握などが情報システム部で行えるようになりました。さらに、専用アプライアンスであることから、トラブル発生時や人事異動時に発生していた管理・運用負荷の軽減を実現しました。
同会では、これまでのUSBを使用したファイル持ち出しに比べ、情報セキュリティのさらなる向上、運用・管理コストの軽減を見込んでいます。この度のFileZenの導入をきっかけとし、持続的なシステム最適化を目指します。
【日本中央競馬会】
【FileZenについて】
セキュリティ機能が充実したファイル転送特化型のアプライアンス製品です。承認機能、ウィルスチェック、ファイル自動削除機能、ファイル受け渡し履歴の記録など様々なセキュリティ機能を搭載しており、ネットワーク分離環境や、他社との安全なファイル受け渡しを実現します。
【 この件に関する問合せ先 】 ITセキュリティ事業部 Tel: 03-5360-3811 netsales@soliton.co.jp