2014年05月13日
PCログオン認証ソフト「SmartOn ID」、新オプションを発表
株式会社ソリトンシステムズ(本社:東京都新宿区、代表: 鎌田信夫 以下ソリトン)は、PCログオン認証ソフトウェア「SmartOn ID(スマートオン アイディ)」を、日本電気株式会社(以下NEC)製「非接触型指ハイブリッドスキャナ(以下指ハイブリッドスキャナ) HS100-10」に対応、新オプション「SmartOn ID 指ハイブリッド認証」として2014年5月13日より販売開始します。
SmartOn IDは、ICカードを使いPCログオン時の多要素認証を実現する、国内トップシェア(註1)のソフトウェアです。従来、多要素認証には、携帯性や運用性に優れ、社員証などとも兼用できるICカードが多く採用されていましたが、情報資産の重要性が増し、またマイナンバー制度の運用開始を控え、生体認証との併用により本人認証の強化を求められています。一方で、生体認証にはその精度や衛生面、残留指紋の不正採取などのセキュリティ強度の課題がありました。
SmartOn 指ハイブリッド認証では、これらの課題を克服した世界最高レベルの厳密な認証制度を誇るNEC製「指ハイブリッドスキャナ」に対応することで、認証の強化を計り、情報資産を守るためのソリューションを提供します。
(註1)株式会社富士キメラ総研「2013 ネットワークセキュリティビジネス調査総覧」デバイス認証ツール分野にて国内シェアNo.1
■SmartOn ID 指ハイブリッド認証オプションの特長
・選択可能な認証方式
「ICカードのみ」、「生体情報のみ」、「ICカード+生体情報」の3種の認証方式に対応、利用者や利用端末の用途などに合わせ選択することが可能です。
【製品詳細】http://www.soliton.co.jp/smartonid/・生体情報登録の権限委譲
生体情報の利用に際しては、事前の生体情報登録が不可欠です。物理的に離れた拠点においても登録作業が可能なよう、生体情報の登録だけを行える管理者など任意の権限を割り当てた管理者を設けることができます。
■指ハイブリッドスキャナHS100-10の特長
・世界最高レベルの厳格な本人認証
米国国立標準技術研究所(NIST:National Institute of Standards and Technology)主催のバイオメトリクス技術ベンチマークテストで、世界No.1評価を獲得。「指紋照合技術」、および独自開発した「指静脈認証技術」のフュージョン照合により、世界最高レベルの照合精度(他人許容率0.00001%以下)を実現しています。
・誰でも使える快適な認証
指を1回かざすだけの簡単な操作で、確実な読み取りができます。また、従来の指紋認証装置では読み取りにくかった乾燥している指や多汗な指でも確実な認証が可能です。
・ 非接触での読み取り
センサ面に触れないため、衛生面に優れる上、センサ面に残った指紋を盗まれることもありません。
・ なりすましが困難
指紋情報と静脈情報の2種類の情報により個人認証をおこなうため、これまでのバイオメトリクス製品に比べ、なりすましが困難です。
指ハイブリッドスキャナ詳細: http://jpn.nec.com/hybrid
日本電気株式会社 第二官公ソリューション事業部 事業部長 鈴木 浩様のコメント
日本電気株式会社は、今回の株式会社ソリトンシステムズ(以下、ソリトンシステムズ)の「SmartOnID」新オプションとして、「非接触型指ハイブリッドスキャナ」に対応頂いた発表を心より歓迎申し上げます。
なりすましなどの不正アクセスによる情報漏えい事件が相次ぎ、これまで以上に厳格な個人認証が求められております。国内シェアNo.1の「SmartOnID」と弊社バイオメトリクス製品が連携することで、お客様の求めるセキュリティレベルに応じて、幅広いご提案が可能となることを強く確信しております。
安全・安心で公平な社会の実現に貢献するため、ソリトンシステムズ様と当社は、協業体制をさらに強化し、今後も最適なセキュリティの提供に注力してまいります。
SmartOn ID 指ハイブリッド認証
【販売開始】 | 2014年5月13日 | |
【価格】 | オープン価格 | |
【販売方法】 | NEC社経由 |
※ 記載の製品名は、各社の商標または登録商標です。
【 この件に関する問合せ先 】 ITセキュリティ営業本部 03-5360-3811 netsales@soliton.co.jp