2014年11月18日
ID/アクセス管理ソフト「Soliton ID Manager」をリリース
株式会社ソリトンシステムズ(本社:東京都新宿区、代表:鎌田信夫、以下ソリトン)は、IAM(Identity and Access Management:ID/アクセス管理)システムを構築するソフト「Soliton ID Manager」の新バージョンV2.2を11月18日より販売開始します。
個人情報や機密情報は、様々な人、デバイスからアクセスされ、情報漏洩の危険にさらされています。ソリトンの「Soliton ID Manager」は、適切なアクセス管理に必要な、人、権限、デバイスなどの情報を一元管理し、「運用の自動化」や「アクセス権限の見える化」によって、許可された人、権限、デバイスによるアクセス管理を低コストで実現します。アクセス権限の設定・管理をシステム部門から現場委譲することも可能で、特にファイルサーバーのアクセス権管理において最適なソリューションを提供します。
更に、当社開発の認証アプライアンス「NetAttest EPS」との連携も強化し、人事システムと連携したアカウントや権限管理に加え、ワークフローを使ったデジタル証明書の自動発行連携まで可能となりました。
■V2.2の主な機能
1)アクセス権限管理の現場委譲
情報資産の管理者に対して、情報資産単位で「誰に、どのような権限で、どの期間、どのような理由で付与されたのか」を見える化し、気になるアクセス権限があれば、本人や上司に確認して、随時変更できるようになりました。特にファイルサーバーのフォルダーアクセス権の設定・管理運用を、システム部門から現場の各部署の管理者に委譲することで、アクセス権設定の正確性や対応スピードの向上、運用コストの低減を実現します。
2)既存アプリケーションをそのままにシングルサインオンを実現 (Smart eGate連携)
次世代型透過型シングルサインオン製品「Smart eGate」を一緒に導入する事で、既存のアプリケーションを変更する事なく、多要素認証を使ったシングルサインオンを簡単に実現し、マルチデバイス環境での認証強化と利用者への利便性向上を実現します。
3)証明書発行の自動化 (NetAttest EPS連携)?
導入実績の多い認証アプライアンス「NetAttest EPS」と連携し、専門的な知識がなくても、デジタル証明書を使ったマルチデバイス環境でのネットワーク認証基盤が構築可能です。証明書の配布や更新についても、デバイスを回収する事なく、申請・承認されたデバイスに対してのみ、安全に自動発行・配布、更新する仕組みを提供します。
個人所有のデバイスを業務で活用するBYODの実現や、会社支給のデバイスのみを利用可能とするようなシャドーIT対策にも有効です。
4)仮想アプライアンス化により30分で簡単導入
ソリトンが独自開発したセキュアな専用OS「NAOS(ネイオス)」上で動作する、Virtual Appliance(仮想アプライアンス)が新たにラインナップに加わりました。インストール作業が不要で最初から最適化された状態で納品されるため、WEBアプリケーションサーバーやRDBなどの専門知識がなくても、誰でも簡単に導入・運用する事が可能です。
■管理対象システム
<汎用ディレクトリ>
・Active Directory(ユーザー&グループ)及びフォルダーアクセス権 (NTFS/CIFS)
・Microsoft Exchange(ユーザー&メールボックス)
・LDAP(ユーザー&グループ)
・CSV(出力前後に任意コマンド実行)
<当社オリジナル製品群>
・SmartOn ID ・NetAttest EPS ・Smart eGate
【 価格(税別)】 | ・スターター(Windows Server版/ 仮想アプライアンス版) ¥50,000 ・機能ライセンス スタンダード版(全機能)¥4,500,000 ・ユーザーライセンス 100ユーザ~ ¥200,000~ ・連携ライセンス 1システム~ ¥400,000~ *当社製品のみを管理する場合は、特別価格で提供 |
---|---|
【 出荷開始 】 | 2014年11月18日(仮想版) ※Windows Server版2015/1リリース予定 |
【 販売目標 】 |
50サイト/年間 |
*記載されている製品名、会社名は、各社の商標または登録商標です。
【 この件に関する問合せ先 】 ITセキュリティ事業本部 03-5360-3811 netsales@soliton.co.jp