2013年01月30日
統合ログ分析アプライアンス「NetAttest BigData™」をリリース
株式会社ソリトンシステムズ(本社:東京都新宿区、代表:鎌田信夫、以下ソリトン)は、統合ログ分析アプライアンス「NetAttest BigData(ネットアテスト ビッグデータ)」を開発、本日1月30日より販売を開始します。
ITシステムが多様化・複雑化するとともに、利用状況や通信データのログも高度化・拡大しており、そのログを、セキュリティやコンプライアンスなどに活用するログマネジメントが注目されています。PCのログマネジメントは浸透しつつありますが、ネットワーク機器のログマネジメントについては、導入前に検討が必要な「ハードウエア選定」「OSのセキュリティ対策」「バックアップ運用の策定」、運用開始時に発生する「多数の初期設定」「レポート設計」「分析UIの操作学習」等の課題が多く、導入の先送りや、導入はしても運用が回らず有効なログ分析がされていないのが実状です。
NetAttest BigDataはこのような課題を解消し、簡単にログ集約・分析を行う統合ログ分析アプライアンスです。
バージョン1.0では、ソリトンのアプライアンスが対象で、セキュリティ対策やコンプライアンス対応など様々な用途に役立つソリトン製品のログ分析レポートを標準搭載し、ログ収集設定を行うだけですぐに運用をスタートできます。
NetAttest BigDataでは直観的な操作で必要な情報をグラフィカルなレポートや検索結果の詳細を確認できます。
たとえば;
- 問題特定 認証できない状況のユーザーIDを特定して原因究明を行う
- コンプライアンス 未許可の端末からのアクセスの実態を把握して記録を保管し、内部統制の報告に利用
- IT投資プランニング さまざまな利用状況を把握することで、負荷分散を図るなど、効率的なIT投資を計画
更に、多種の検索コマンドを利用して高度な分析も可能です。
NetAttest BigDataは豊富な実績を持つソリトン独自のアプライアンス設計ノウハウと、アプライアンス専用OS「NAOS(ネイオス)」により長期間の安定稼働と、ログ分析システムに特化したハードウエアチューニングによる最適なパフォーマンスと高信頼性を両立しています。高機能な分析エンジンであるSplunkRを採用しており、分析時の高速なレスポンスとログフォーマットに依存しない拡張性と、テラバイト級のログ分析が可能なシステムで、管理者の運用時の負担も軽減します。
今回は、当社のネットワーク認証アプライアンスの「NetAttest EPS」、DHCP/DNSアプライアンスの「NetAttest D3」、ファイル共有アプライアンスの「FileZen」にのみ対応していますが、今後順次、対応製品を追加する予定です。
【 NetAttest BigData V1.0.0の主な機能 】
- ソリトン製品を最大限に活用する分析レポートを搭載
- ユーザー自身によるレポートの作成、レポート結果の共有、アラート通知など柔軟な運用が可能
- 詳細なユーザー・ロール管理、内部監査ログのレポートなど基本機能を網羅
- アプライアンス自体の稼働状況把握・外部ストレージへのバックアップ機能などメンテナンス機能も搭載
■ 価 格 |
NetAttest BigData本体 348万円~ (初年度センドバック保守込・税別) |
■ 出荷時期等 |
販売開始: 2013年1月30日 |
【 参考資料 】
Splunk Inc.について
Splunk Inc.は、膨大なマシンデータを、収集、インデックス化し、活用する高度なログ分析エンジンを提供しています。80か国を超える国の4,400以上の企業、大学、政府機関、サービスプロバイダーがSplunkを利用し、オペレーショナルインテリジェンスによって、より詳細なビジネスの把握、サービスや稼働率の改善、コスト削減、サイバーセキュリティリスクの軽減を実現しています。
詳細は: ja.splunk.com
※ 記載されている製品名、会社名は、各社の商標または登録商標です。
【 この件に関する問合せ先 】 ITセキュリティ営業本部 TEL: 03-5360-3811 netsales@soliton.co.jp