2012年02月16日

DNS/DHCPアプライアンス「NetAttest D3」の新版をリリース

株式会社ソリトンシステムズ(本社: 東京都新宿区、代表: 鎌田信夫 以下、ソリトン)は、DNS/DHCPアプライアンス「NetAttest D3」のファームウェア新版V3.2、およびハードウェア新モデル「D3-SX04」を開発、2012年2月16日より販売開始します。 

NetAttest D3はDNS/DHCPサービスを提供するアプライアンス製品です。煩雑になりがちなDNS/DHCPの設定や管理を、日本語GUIベースで容易に行える他、ハードディスクレス設計による高いハードウェア信頼性と、複数台での多重化機能(最大4重化)による高い可用性を提供します。
NetAttest D3には、中・小規模向けと大規模向けの2つのモデルがあります。
今回、ファームウェアは標的型攻撃メール対策としてSPFレコードという認証技術に対応しました。
ハードウェアとして中小規模(端末2500台)向けの最新版D3-SX04を出荷します。筐体体積を従来の半分以下というコンパクト化を実現、更にCPU処理性能、搭載物理メモリ容量を拡張しました。

1. ファームウェア V3.2 の機能

ファームウェアV3.2は、政府が推進する標的型メール攻撃対策の一つである、DNS情報を利用したメール送信ドメイン認証技術(SPFレコード)に対応しました。メール送信ドメイン認証とは、受信側のメールサーバーにおいてDNSのSPFレコード情報をもとに、メールに記載されている送信元が正しいかどうかを確かめ、メール送信元の偽装を防ぐ技術です。DNSサーバーへのSPFレコードの設定は、政府機関が積極的に推進するしくみであり、今後ますます登録の必要性が高まると思われます。D3ではSPFレコードをGUIで容易に設定可能です。

2. 中・小規模モデル「D3-SX04」の特長

DNS/DHCPサーバーは、ノンストップ化のための冗長化構成が求められます。しかし一般的にはサーバー1台で運用しているケースが多く、冗長化構成にするのはシステムや機能の問題だけでなく、ラックスペースやラック内の配置変更などの作業が発生することが問題でした。これに対し、ハードウェア新モデルD3-SX04は、「1Uハーフサイズ」の省スペース設計で、1UスペースにD3-SX04を2台設置する事が可能です(写真参照)。標準で冗長化機能をもつD3-SX04であれば、1Uのラックスペース内で容易に冗長化構成を実現でき、ラックスペース不足や面倒なラックマウント作業発生の問題を解決できます。省電力設計により最大消費電力は35W以下で節電対策としても有効です。




NetAttest D3-SX04 2台を 専用ラックマウントキットに固定したイメージ

【 出荷開始 】 2012年2月16日

【 NetAttest D3価格 】

製 品 価 格
大規模モデル(端末25,000台)   D3-ST51A ¥1,980,000-
中・小規模モデル(端末2,500台)  D3-SX04 450,000-
ラックマウントキット(SX04対応) 24,000-

製品詳細ページ

【 この件に関する問合せ先 】ITセキュリティ営業本部 TEL: 03-5360-3811  netsales@soliton.co.jp

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