2012年12月14日
PCログオン認証ソフト「SmartOn ID」、スマートデバイスに対応
株式会社ソリトンシステムズ(本社:東京都新宿区、代表: 鎌田信夫 以下、ソリトン)は、PCログオン認証ソフトウェア「SmartOn ID(スマートオン アイディ)」のスマートデバイスオプションを2012年12月14日より販売開始します。
スマートデバイスの業務活用が急速に拡大し、どこからでも社内の業務システムを安全に利用するための環境整備が急務となっています。端末管理はもちろん、ネットワークや業務システムにアクセスする際の認証では、セキュリティと利便性の両立が求められています。
今回のSmartOn IDの新オプションでは、ニーズの高かったスマートデバイスからのWebシステムへのシングルサインオンに対応しました。各システムのパスワードを利用者に開示しないため、直接的なシステムへの侵入リスクが軽減されると同時に、利用者はシステム毎にID・パスワードを入力する必要が無くなり利便性が向上します。SmartOn IDが採用するパスワード代行入力型のシングルサインオンは、システム間連携を必要としないためWebシステムの認証に広く適用できます。
更に新オプションでは、ICカードによるPCログオン認証用に、緊急時の臨時ログインパスワード(代用コード)を、スマートデバイスを利用して発行できるようになりました。利用者がICカードを忘れた場合など、緊急時の代用コードの発行はスピードを求められ、管理者の負担になります。新オプションにより、管理者が外出の時や不測の事態で対応できなかったようなケースでも、スマートデバイスを利用して迅速に発行できるようになりました。
SmartOn シリーズは、これまで、PCやシンクライアント、仮想デスクトップ環境に対応してきましたが、今後はスマートデバイス向けの機能にも注力する予定です。
【 SmartOn ID スマートデバイスオプションの詳細 】
主な機能
1) シングルサインオン機能
スマートデバイス用のSmartOn IDクライアント「SmartOn ID App」を利用することで、SmartOn IDのシングルサインオン機能をスマートデバイスから利用できます。アプリケーションを起動後、①専用サーバーにログオンしシングルサインオン情報を取得、②接続先を選択、③システムにシングルサインオンを行います。
「SmartOn ID App」はiOSデバイスおよびAndroidTMデバイスに対応します。
2)スマートデバイスからの代用コード発行(緊急時の臨時ログインパスワード発行)
ICカード認証PC向け機能として、ICカード忘れ時に必要となる緊急時の臨時ログインパスワードをスマートデバイスのブラウザを利用して発行できます。iOSデバイスもしくはAndroidデバイスの標準ブラウザを起動後、①専用サーバーにアクセスしログオン、②代用コードを発行するユーザーを選択、③代用コードの発行を行います。
構成
スマートデバイス上で動作するクライアントアプリ「SmartOn ID App」と、クライアントアプリからの要求を受けてユーザー認証や設定情報の取得を行うサーバー系コンポーネント(SmartOn ID MARSサーバー)で構成されます。
SmartOn ID App動作環境(※1) iOS バージョン: 5.0/6.0 Android バージョン: 2.3/4.0
【販売時期】 | 受注開始 2012年12月14日 | |
出荷開始 2012年12月20日 | ||
【価格】 | SmartOn ID サーバーパック | ¥720,000 |
MARSサーバーライセンス | ¥360,000 | |
スマートデバイスライセンス | ~¥4,800/スマートデバイス | |
*スマートデバイスからの代用コード発行機能のみを利用する場合、スマートデバイスライセンスは不要です。 |
※1 App StoreおよびGoogle PlayTMより提供します。各ストアには後日アップされる予定です。
※ 記載されている製品名、会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
【 この件に関する問合せ先 】 ITセキュリティ営業本部 TEL: 03-5360-3811 netsales@soliton.co.jp