2011年01月18日
ネットワーク認証アプライアンス「Net'Attest EPS」の新版を販売
株式会社ソリトンシステムズ(本社: 東京都新宿区、代表: 鎌田信夫 以下、ソリトン)は、ネットワーク認証アプライアンスの新バージョン「Net'Attest EPS V4.2」を、2011年1月24日より販売開始します。
Net'Attest EPS は、PCのネットワークへの接続時に、認証LANスイッチや無線アクセスポイント、VPN機器などと連携し、ユーザーや端末が正規のものか否かを判断する認証サーバーです。一般的なユーザー名・パスワード認証に加え、電子証明書の発行や管理を行う機能をもち、高度なネットワーク認証にも対応しています。アプライアンス型で、冗長構成や分散構成にも対応し、専門技術やコマンドの知識は必要なく手軽に導入できるのが特長です。
新版の背景
iPad/iPhone、Androidなど、スマートデバイスのビジネス環境での利用が拡がりつつありますが、一方でネットワークに接続する際のセキュリティが懸念され、導入の妨げにもなっています。この問題を解消するため、Net'Attest EPSは、モバイルセキュリティでニーズが高い「ワンタイムパスワード認証機能」、端末への電子証明書の発行配布の手間を大幅に軽減する「電子証明書オンライン発行機能」(※1) を追加搭載し、1台で、固定パスワード認証、電子証明書認証、ワンタイムパスワード認証の3つのニーズに対応できるようになりました。
(※1) スマートデバイス用アプリは3月に提供予定
【 ワンタイムパスワード機能 】
ワンタイムパスワードの認証エンジンをNet'Attest EPSのファームウェアとして搭載しました。ライセンスおよび認証トークンの購入で、直ぐにワンタイムパスワードが利用可能です。
認証トークンは、VASCO社DIGIPASS「ハードウェアトークン」「ソフトウェアトークン」を採用。Windowsの他、iPhone/iPadにも対応しています。
【 電子証明書オンライン発行機能 】
ユーザー自身による電子証明書の要求・取得が可能になります。ユーザーがWebブラウザからアクセスして電子証明書の発行申請を行い、管理者が承認すれば証明書が自動発行されます。電子証明書の発行申請、発行、失効、有効期限切れなどのイベントは、メールで管理者やユーザーに通知されます。これらの機能により、電子証明書の運用がユーザー主体となり、管理者の負荷を大幅に抑えられます。
さらに、クライアント用オプションソフトウェア「SCR (Soliton Certificate Requester)」で、電子証明書の更新要求・取得を自動化した運用も可能となります。
出荷時期など | 受注開始 2011年1月24日 出荷開始 2011年1月31日 販売方法 代理店経由および直販 |
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Net'Attest EPS 価格 |
大規模モデル (DX03) オープン価格 中規模モデル (ST03) \890,000- 小規模モデル (SX03) オープン価格 |
新機能 (オプションライセンス等) |
・ ワンタイムパスワード認証 サーバーライセンス ¥10,000/ライセンス(購入は10ライセンスから) ハードトークン ¥8,000/トークン(購入は5トークンから) ソフトトークン ¥5,000/トークン(購入は5トークンから) ・ 電子証明書オンライン発行 サーバーライセンス 大規模モデル (DX03) ¥2,000,000- サーバーライセンス 中規模モデル (ST03) ¥1,000,000- ・ クライアント用オプションソフトウェア SCR (Soliton Certificate Requester) ¥1,500/端末 (購入は10ライセンスから) |
販売目標 | ・ ワンタイムパスワード機能 初年度200社 ・ 電子証明書オンライン発行機能 初年度100社 |
【 この件に関する問合せ先 】
ITセキュリティ営業本部 03-5360-3811 netsales@soliton.co.jp