2011年12月21日

簡易映像中継システムSmart-telecaster v2.0を出荷開始

株式会社ソリトンシステムズ(本社:東京都新宿区新宿、代表:鎌田信夫、以下 ソリトン)は、映像中継システムSmart-telecasterのメジャーバージョンアップ版v2.0を2011年12月21日より出荷開始します。

Smart-telecasterは、ビデオカメラで撮影した映像を、FOMAなどの公衆モバイル回線を使って、リアルタイムに高品質で伝送するソリューションです。ソリトン独自のRASCOW (Real-time Auto Speed Control based-on Waterway model)(TM) という技術を実装して、揺らぎの大きいモバイル回線上でも、安定して継続した映像中継が可能です。

大掛かりな中継装置が必要なく低コストなため、これまでに、消防・救急・警察・自治体の防災対策など、幅広く採用されています。屋外の現場から映像を送るだけでなく、音声を双方向にやりとりができるため、本部側は、送られた映像を元に、現地の状況を確認しながら判断、指示を送るなどの使い方ができます。

今回リリースする新バージョンv2.0ではコーデックを一新しました。ビデオコーデックとしてVP8、音声コーデックにVorbisを採用し、これまで以上に高画質でスムースなライブ中継を実現しています。特にSD画質におけるフレームレートが向上し、音質が大幅に改善されました。

同時に、GUIも大幅に刷新されました。より見やすく、直感的に操作できるように改良されたことに加え、同時受信チャネル数を拡張し、最大12拠点からの映像が受信可能となり、更に大規模な現場映像収集システムとして利用できます。

7月にリリースしたアンドロイドスマートフォン単体でライブ中継を行うSmart-telecaster for Androidと既存の送信機(STC-Cam)を混在しての利用が可能となります。

Smart-telecasterの既存ユーザーも、最低限の追加投資でアンドロイド版を利用できます。保守契約ユーザーには順次アップデート版を案内します。

【 Smart-telecaster v2.0新機能 】

  • コーデックの刷新による画質・音質の向上
    ビデオコーデック:VP8
    オーディオコーデック: Vorbis
  • GUIのリニューアル
  • 同時最大接続数を12に拡張
  • MultiRelayとMultiView機能を"STC-View Multi"に統合
  • Android, SDバージョンを混在して同一機体(STC-View Multi)で受信可能
  • 受信映像回転表示機能
  • 受信したキャプチャ画像のポップアップ表示機能
  • NTSC/PALに対応

Smart-telecaster 利用イメージ

出荷開始 2011年12月21日
価格(税別)
(送信側) STC-Cam
108万円~
(受信側) STC-View Multi
120万円~
STC for Android
10ライセンス 40万円~

販売目標 4億円(年間)

製品詳細ページ

【 この件に関する問合せ先 】
映像コミュニケーション営業部 03-5360-3860 stc-sales@list.soliton.co.jp

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